2007年08月18日

ヘルパンギーナと他の病気との見分け方

ヘルパンギーナは夏風邪ですが、ヘルパンギーナ以外の他の風邪との見分け方は「突然の高熱と喉の水疱による痛み」です。一般に言われる上気道炎の風邪はまず咳や鼻水がしばらく続いた後に発熱することが多いですが、ヘルパンギーナは他の症状がなく、急に高熱が出るのが特徴です。中には無熱性のものもあるようですが、口腔粘膜に小さな水疱ができていればヘルパンギーナであることが多いです。この水疱ですが、最初1、2mmくらいのものが2、3日で2倍ほどになります。これが潰れて浅い潰瘍になるとその部分が染みて痛くなります。ひどくなると唾液を飲み込むのも辛いほどで、人(乳児)によっては吐きやすくなったりします。
また手足口病もヘルパンギーナと同じく夏風邪の一種ですが、こちらはヘルパンギーナと違い、口の中のみならず手や足にも水疱が出ます。単純ヘルペス感染も口の中に水疱ができますが、ヘルパンギーナとの違いは「喉の奥に集中して水疱ができているかどうか」です。単純ヘルペスや手足口病によってできる水疱は口の中に散在しています。ヘルパンギーナの水疱は大きく口を開けないと見えないほどののどの奥に集中してできます。
突発性発疹症でも、症状が高熱のみで、喉の奥の方に赤い斑点があることがあります。これは永山斑と呼ばれています。
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ヘルパンギーナに罹ってしまったら

ヘルパンギーナに罹ってしまったら、それ以上の感染拡大を防ぐために患者とのタオルは別にして、患者も周りの人も手をよく洗いましょう。ヘルパンギーナ感染者の便から感染することも多いので、特におしりを拭いたりおしめを取り替えるときなどには特に注意して手やタオルを洗うことが重要です。ヘルパンギーナから回復しても一ヶ月くらいはヘルパンギーナの原因となるウイルスが排出されますから、油断は禁物です。またくしゃみや空気感染などもありますので、近所などでヘルパンギーナに罹ってしまった子とは一緒に遊ばせるのは控えるなどの配慮も必要です。
ヘルパンギーナの潜伏期は通常3〜6日ほどです。ヘルパンギーナが発症し、喉の痛みがひどくても、一週間もすれば痛みは楽になります。それまでは、喉に配慮した刺激の少ない水分を意識的に摂らせましょう。離乳食などは、栄養よりも喉越しのよいものを。
ヘルパンギーナは代表的な夏風邪の一種ではありますが、稀に髄膜炎を併発することがありますので、何度も嘔吐を繰り返したり、頭痛を伴う場合も特に注意が必要です。
またヘルパンギーナは学校伝染病に指定されています。熱や喉の痛みが完全になくなり、食事も通常通りできるようになってから2日間が過ぎれば出席できます。
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ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナとは、小児の代表的な夏風邪の一種です。ヘルパンギーナは毎年5月から増加し、6月から7月までのピークを過ぎると減少に向かい、10月を過ぎるとヘルパンギーナはほとんど見受けられなくなります。高熱と喉の痛み以外はヘルパンギーナの症状は軽いのですが、喉の奥に水ぶくれができ、その周辺が真っ赤になります。ヘルパンギーナはこの水ぶくれがとても痛いので、水分や食物が摂取できなくなってしまいます。水分が充分に摂れないと夏の高温も手伝いあっという間に脱水症になってしまう可能性も充分にあり得ますので注意が必要です。
ヘルパンギーナにはワクチンがないため、予防は飛沫感染を防ぐためによく手を洗う、などしかありません。さらにヘルパンギーナの原因となるウイルスが多数存在するため、何度でもヘルパンギーナにかかってしまう可能性があります。ヘルパンギーナは特別な治療をしなくても治る病気ですが、喉の痛みから水分や食物を全く受け付けない場合は点滴が必要になります。
ヘルパンギーナには特効薬もありませんので、症状を抑える対処療法のみになります。病院では、ヘルパンギーナの場合、点滴のほかには熱と喉の痛みを抑える解熱鎮痛剤を処方されるのが普通です。
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